デジタル放送やブロードメディア関連のリーディングカンパニー「メディアキャスト」

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2006年 プレスリリース

2006.3.31

フィックス、メディアキャストと地上デジタル放送用双方向番組支援の新サービス「PiTENTRY 2 BML Edition」を共同開発

~ワンセグを含む視聴者参加型データ放送双方向サービスが、容易に実現~

株式会社フィックス(本社: 石川県金沢市彦三町2-2-18、代表取締役社長: 松本唯史、http://www.cr-fix.co.jp/、以下: フィックス)は、株式会社メディアキャスト(本社: 東京都渋谷区円山町5-3、代表取締役: 杉本孝浩、http://www.mcast.co.jp/、以下: メディアキャスト)と、低コストでデータ放送双方向番組制作が可能なデジタル放送用双方向番組支援の新サービス「PiTENTRY 2 BML Edition (ピットエントリー トゥー ビーエムエル エディション)」を共同開発したと発表しました。

「PiTENTRY 2 BML Edition」は、放送局が視聴者参加型の双方向番組を制作する際、容易に番組制作が行えるように支援するサービスであり、番組制作やネットワーク関連 で多くの実績を持つフィックスが、自社開発と共に従来から事業展開してきたアナログ放送向け双方向番組支援サービス「PiTENTRY」をベースに、デー タ放送業界で多くの実績を持つメディアキャストのデジタルデータ放送技術を付加することによって実現したものです。

「PiTENTRY 2 BML Edition」を使用することにより、放送局はPCや携帯電話、さらには地上デジタル放送受信機(固定受信機、ワンセグ)から視聴者が入力したデータ を、PiTENTRY双方向センターで集計及びグラフ化し、放送局経由または直接視聴者の地上デジタル受信機(固定受信機、ワンセグ)のデータ放送画面へ 集計結果を描画できます。そのため、クイズ番組やアンケート、投票ランキング、プレゼント応募など、視聴者参加型の双方向番組が容易に制作することが可能 です。

フィックスの「PiTENTRY」は、既に北陸朝日放送やチューリップテレビ、宮崎放送などから、アナログ放送用双方向番組支 援サービスとして多くの実績があります。今回メディアキャストとの共同開発により、デジタルデータ放送まで対応範囲が広がることで、アナログ放送からワン セグを含む地上デジタル放送までを統合したサービスが可能となりました。現在のデジタル放送は、地上デジタル放送受信機の普及が未だ途中段階であること、 また放送局が2011年のアナログ波の停波までの間は、サイマル放送(注)を行う必要があり、視聴者に対するアナログ放送から地上デジタル放送まで、低コ ストで一環した双方向放送サービスの提供は必須と考えられます。フィックスは在京キー局をはじめ、準キー局、地方局に対して、ASPによる 「PiTENTRYシリーズ」の事業展開を積極的に行っていく予定です。

(注) サイマル放送: アナログ・デジタル両放送を同時に行うこと。

株式会社フィックスについて

1988年、TVCM、番組制作会社として設立。
1996年、放送と通信の融合の時代を見据えInterMedia事業部設立。
2001年には双方向番組支援システム「PiTENTRY」を開発、全国の放送局で採用がはじまる。
2006年、株式会社メディアキャストと共同で地上デジタル放送に対応した「PiTENTRY 2 BML Edition」をリリース。映像制作のノウハウ、放送の現場を熟知したシステム開発会社としてデジタル放送時代のコンテンツ戦略を支援します。

 


株式会社メディアキャストについて

株式会社メディアキャストは、デジタルデータ放送分野に特化したソフトウェア開発・販売、受託システム開発を行う独立系システム開発会社です。メディア キャストは、グラフィックス、画像処理、BML(Broadcast Markup Language)など、デジタルデータ放送に求められる専門分野で、多くの経験と実績を有しており、メディアキャストのデータ放送製品群は、NHK(日 本放送協会)をはじめ民放各局、コンテンツ制作会社などで多数採用されており、デジタルデータ放送業界のスタンダード製品として位置づけられています。

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