多数の皆さまにご来場いただき ありがとうございました。
催名：国際放送機器展(InterBEE2022)
会期：2022年11月16日(水)～18日(金)
場所：幕張メッセ HALL7 Booth No.7501
地デジ開始から約20年が経過し、その補完放送としてデータ放送も様々な進化を遂げてきました。
今では今後の放送局が目指すデジタルコンテンツ戦略の入口とも云え、放送サービスの利点を活かしながら通信と連携した今後のクロスメディア展開の応用が期待されます。
今回のInterBEE2022におけるメディアキャストブースでは、以下をポイントに“データ放送を基軸とした様々なクロスメディア展開への取組み”をデモンストレーションを交えて紹介致しました。
〇 イベントメッセージを駆使した様々なサービス展開
〇 Web技術(WebAPI、SMSなど)と連携した様々なサービス展開
簡易オンエアCGシステム「GPX5」 [カタログ ダウンロード]
GPX5(ジーピーエックス ファイブ) は、HTMLで記述された作画プログラムにより生成されたグラフィックスを、キー信号付きの放送用ビデオ信号(HD-SDI)でリアルタイム出力するオンエアCGシステムです。
HTMLで記述することで、容易（大規模な専用CGシステムやオペレータ等を必要とせず）に作画プログラムを作成することが可能となると同時に、外部システム（投票サーバー、SNSサーバー）とのWebAPI連携等で最大の効果を発揮します。
GPX5は、キー信号付きHD-SDI信号で出力するため出力先のキー合成機器で本線映像ソースと半透明合成が容易に可能で、双方向番組をはじめ気象情報、選挙開票、ニュース、番組タイトル、SNS連携など様々な番組やネット配信サービス展開で利用できる魅力的なコンテンツを作成することが可能となります。
【事例紹介デモ】
・上越ケーブルビジョン様における事例「えちご・くびき野100kmマラソン」中継
・HTMLで記述された様々な画面テンプレート
スマホ向け 動画投稿&配信サービス「POSCASt(ポスキャス)」 [カタログ ダウンロード]
POSCASt(ポスキャス)は、スマホ向けの動画投稿と動画配信が統合化されたサービスです。
Hybridcastを含めたWebコンテンツを管理するメディアキャストの「MCPS」とこれまで多くの実績と信頼がある動画配信プラットフォーム「millvi(ミルヴィー)」を統合する事で実現されたクラウドサービスです。
動画アップロード、コンテンツ管理、マルチデバイス配信、動画公開、視聴分析などを高機能なCMSで容易に操作することが可能です。
またオプションによりライブ配信も可能で、ローカル局やケーブルテレビにおいては 放送サービス枠外での放送技術を活かした地域イベントのネット配信サービス展開の可能性を導き出します。
「マルチカメラ制御イベントメッセージ連動送信ソフトウェア」
「マルチカメラ制御イベントメッセージ連動送信ソフトウェア」は、複数の定点カメラをPTZを含め制御すると共に、それら複数カメラをリモートでビデオスイッチャーにて切替制御、切替タイミングに同期されたイベントメッセージを発火させるメディアキャストが独自で開発したソフトウェアです。
複数の災害用定点カメラを自動的に切替えると共に、そのカメラ映像の概要(設置場所、気象状況、交通状況など)をデータ放送でオーバーレイ表示するなど、昨今の自然災害が多発するなか大きな効果を発揮します。
【事例紹介デモ】
・上越ケーブルビジョン様における導入事例
「ARデータ・プレイスメント」 ～リアルタイム差替え・配信／放送対応～
視聴データ収集およびデータ分析の利活用の前者データ収集において、イベントメッセージを駆使する事で、番組内容に連動した情報(データ放送)を映像本線領域へ順次オーバーレイで表示する新たな手法を模索します。
当手法は、番組内容に合わせたさりげない広告表示はもちろんのこと、災害情報放映時には緊急速報表示などでも効果が期待され、さらには データ放送の郵便番号振分機能を活かし地域別表示と共に、や簡易オンエアCGシステム「GPX5」・スマホ向け 動画投稿&配信サービス「POSCASt」を使用したネット配信への利用も想定されます。
【事例デモ】
・東京ケーブルネットワーク様の番組に対して架空のARデータ放送をオーバーレイ表示
以上
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