防災行政無線連携システムとは
拡声器などから発報される防災行政無線の音声を、データ放送やスマホアプリでも再生させるために、データ放送設備(DataCaster M3)と連携するシステムです。
暴風雨などの災害発生時は窓を閉め切っている家庭が多く、その窓も最近では気密性の高い窓となっており、「防災行政無線の音声がきこえにくい」というケースが多くあります。
「防災行政無線連携システム」により、テレビやスマホで明瞭な音声を何度でも繰り返し聞く事が可能で、とくにスマホでは停電時や外出時でも再生が可能となります。
防災行政無線連携システムの特長
①テレビで伝達するため、高価な専用端末等は不要
- 複数地域の防災行政無線と連携可能
- 地域別にテレビ画面へ強制表示し、視聴者へ注意喚起と発報告知
- 繰返し再生により、聞き逃し時に何度でも再生可能
- 自主放送設備側でのTSポート増設や、各種放送設備(信号発火など)の追加は不要
②停電時や外出者へはスマホアプリで伝達
- 強制プッシュ通知で受信者へお知らせ
- 繰返し再生により、聞き逃し時に何度でも再生可能
防災行政無線連携システムの仕組み



製品仕様
音声録音装置
本体 | デスクトップ型PC(モニター、キーボード、マウス付属) | |
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入力端子 | 形式 | 3.5mmミニジャック |
端子数 | 1端子 | |
概要 | 防災行政無線端末などで再生されるアナログ音声信号を入力し、音声ファイルを生成すると共にDateCasterM3へ転送します。 |
音声再生装置
本体 | デスクトップ型PC(本体のみ) | |
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出力端子 | 形式 | 1/4インチジャック ※バランスTRS端子 |
端子数 | 4端子 | |
概要 | DateCasterM3から送られてくる音声ファイルをアナログ音声信号として出力します。 |