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2003年 プレスリリース

2003.7.18

株式会社メディアキャスト、日本放送協会から地上波デジタルデータ放送制作システムにBML編集ツール「Foliage」とモノメディア編集ツール「SceneCreator DD」を受注

 

株式会社メディアキャスト(本社: 東京都渋谷区恵比寿1-5-8、電話: 03-5475-5126、代表取締役: 杉本孝浩、資本金: 1,000万円、http://www.mcast.co.jp/、以下: メディアキャスト)は、日本放送協会(以下: NHK)から地上波デジタルデータ放送制作システムに、BML編集ツール「Foliage(フォーリッジ)」とモノメディア編集ツール 「SceneCreator DD(シーンクリエータ ディーディー)」を受注したと発表しました。今回受注したシステムは8月下旬に納入予定で、200312月から開始予定の地上波デジタルデータ放送向け コンテンツ制作システムとして稼動する予定です。

これは、NHKの地上波デジタルデータ放送用制作システムを構築する松下電器産業株式会社経由で受注したもので、同システムのベー スツールとなる予定です。今回の受注は、FoliageSceneCreator DDの特徴である直感的なGUI操作やBMLソースコード出力機能、高品質な減色処理、BML編集ツールとモノメディア編集ツールの連携機能、さらには NHKが導入予定のBCML編集ツールやプレビューツールとの正確な受け渡し機能などが、高く評価されて実現したものです。

メディアキャストでは、既に民放各局や制作会社にFoliageSceneCreator DDを納入しており、今後NHKを含む放送局ユーザからのデータ放送用コンテンツ制作に関するニーズを両製品に多く取り入れ、データ放送用コンテンツ制作 の活性化に向けて、より良い制作ツールとして更なるバージョンアップを行う予定です。

 


FoliageとSceneCreator DD

Foliageは、社団法人電波産業会(ARIB)で策定されたデジタルデータ放送規格(BSCS110、地上波)に対応したデジタルデータ放送 用BML(Broadcast Markup Language)編集ツールです。従来のデジタルデータ放送用BML編集ツールは非常に高価なことに加えて、放送サービスごとに異なる規格の編集ツール を使用しなければならず、コンテンツ制作者に多額の負担と複雑な制作環境をもたらしていました。Foliage は、各種放送規格(BSCS110、地上波)に対応する業界初のデジタルデータ放送用BML編集ツールであり、コンテンツ制作工程の大幅なコスト削減を 実現します。

Foliageは、コンテンツ制作に必要なさまざま機能を搭載しているほか、直感的なGUI 操作やテキスト入力による直接編集作業により、コンテンツ制作者は特別な技術習得やデータ放送規格を意識することなく、インターネットWebサイト制作と 同等な感覚で、デジタルデータ放送用BMLコンテンツを行えます。さらに、BSCS110、蓄積型に加えて、地上波デジタルデータ放送用コンテンツ制作 に対応する、業界初のモノメディア編集ツール「SceneCreator DD」と連携することにより、シームレスかつ高品質なデジタルデータ放送用BMLコンテンツ制作環境を実現できます。Foliageは、BMLになじみの ない初心者からプロフェッショナル・ユーザまで、幅広いデジタルデータ放送コンテンツ制作者に最適な編集ツールです。

 


株式会社メディアキャストについて

株式会社メディアキャスト(本社: 東京都渋谷区恵比寿1-5-8、電話: 03-5475-5126、代表取締役: 杉本孝浩、資本金: 1,000万円、http://www.mcast.co.jp/) は、デジタル・データ放送分野に特化した、ソフトウェア開発・販売、受託システム開発を行う独立系システム開発会社として、2003年1月に設立されまし た。メディアキャストは、グラフィックス、画像処理、BML(Broadcast Markup Language)など、デジタル・データ放送に求められる専門分野で、多くの経験と実績を有しています。2003年末に開始予定の、地上波デジタル・ データ放送本格的運用開始に向けて、お客様をはじめパートナーの皆様に、最高水準のサービスをご提供しています。

SceneCreator DD、Foliageは、株式会社メディアキャストの商標です。 その他の登録商標・商標は、それぞれの所有者にその権利が帰属します。記載内容は予告なしに変更される場合があります。

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